0527舞台「蜘蛛女のキス」in東京グローブ座

.

大倉忠義くんを好きになってまだ数ヶ月。

日に日に愛は深まるばかりで。

既に決まっていた安田章大の「俺節

横山裕の「上を下へのジレッタ」

俺節はエイター仲間が安担やからと応募したが全滅。

ジレッタは日程的に行けなくて断念。

そんな時、発表された

大倉忠義 舞台『蜘蛛女のキス』

これは…「行かなければ…!!」という謎の使命感。

すぐさま公演場所を確認。

東京グローブ座のみ」

ガーーーーーーーン

ワタシオオサカザイジュウ…。

が、しかしこんなことでは諦めない。

去年からもう東京へ行くのはお手の物(おい)

ということで次は日程確認。5/27〜6/18。

ワタシ6/5〜6/17まで実習。

なんてこった。さっきも言ったが

私は大阪から東京へ行こうとしている。

平日になんて行けるわけがない。

つまり行けたとして5/27の初日と

その次の日の日曜日と千秋楽のみ。

かろうじて5/28があるからまだしも初日と千秋楽て!

倍率えぐいやんけ!!!

って思いながらもその3日を応募。

応募してから気づきました。

「エイトは複数公演申し込めるんだった」

そう、嵐で慣れていた私は3公演を1回で

第一希望第二希望と応募してしまった。オワタ。

こんな倍率高い舞台を…。

そんなこんなでほぼ諦めていた当落結果。

バイトが終わってドキドキしながらメールを開くと

「当選」の文字。ワーーーーー!!!!

運使い切ったかな!?!?当たっていた!

しかも初日という奇跡。飛んで喜んだあの日(言い方)

が、しかし私は当落の日の数日前に

重大なことに気づいていた。

「5/27は土曜日だが授業がある」ということに。

えらいこっちゃーーー!!

しかもしかもそしてしかも3限(〜14:30)は

ピアノのテスト(死)出なければならない。

テストじゃなければ休んだのに!!(叫)

さぁどうする。とりあえず一緒に行く子にLINE。

いろいろ考えた。

まず新幹線では間に合わん。

ということで必然的に飛行機(なんてリッチな)

ならば学校からどう空港へ行こう。

電車とバス?それじゃ間に合わん。

タクシー?金かかりすぎる!!!

と、友達からLINEがきて友達のママさんが学校まで

車で迎えにきてくれて空港まで送ってくれることに。

よっしゃーーーー!!!希望が見えた。

14:30に終わってから行くため、飛行機は16:00発のものに。

ようやく一安心。無事に蜘蛛女のキスを見に行けると。

チケット発送日。

みんな届いてる中届いてないという母からのLINE。

帰ってからもない。大阪やから遅いのかと…。

思っていたら部屋の隅に置いてあった青い封筒。

そう、幸せの青い封筒()

リビングに走って行って

「チケット来てるやん!?!?」って叫ぶと

ソファーに座る父一言。

「あーなんか来てたで、言うの忘れてたわ」

なんと!!!!!父しっかり!!!!

すぐさま封筒開けて席を拝見。

んまぁー後ろの方でしたわ。まぁ席はどこでもええ。

チケットが手元に届きあとは公演日を待つのみ!

公演当日。

2.3限と授業を受けました。

しかも3限はピアノのテストです。

「これが終われば…!」との思いで終えたテスト。

ちなみに結構良い成績もらえました!(聞いてない)

14:30ちょうどぐらいに終わり、

迎えに来てくれていた友達ママの車に乗り込み

いざ空港へ!!!!!

15:00過ぎには到着したかと!早い!思ってたより!

順調や!とか呑気に言っていたその時は。

16:00までロビーで時間を潰し、飛行機に乗り込む。

さっきまで学校で授業してたとは思えん!

約1時間の飛行を終え、17:10頃着陸!

速攻降りてダッシュでタクシー乗り場へ。

…「タクシーがいない!!!!」

予定と違うぞ大丈夫か徐々に焦り。

数分後到着したタクシーに乗り込み運転手さんへ

東京グローブ座まで」と伝える。

運転手さん「東京グローブ座ってどこだ」

ほえ?タクシーの運転手さんって

どこでも行けるんちゃうの!?!?

住所を教えるところから始まりハラハラしたまま

しゅっぱーつ!

だがしかし、予想以上の渋滞。ススマナイ。

心の中で焦る私と友達。刻々と迫る公演時間。

割と本気で思ったわ、あの時

「間に合わんかもしれん、途中から…入れるかな」と。

そしてタクシーが到着したのが18:25頃。

さっさと降りてダッシュで…と思ってたのに

運転手さんのお会計がやたらマイペース。

心の中で「はよせぇ!!」って思ってましたスイマセン。

タクシーから飛び降りてダッシュ!!!

なんせ東京グローブ座来るの初めてです私たち。

まずこっちか?と曲がったら

案内に反対方向が指されている。うぉーい!

案内の方へ再びダッシュ!!!

友達が走りながら「やばい!27分や!!」

更に焦る私。そして何年振りかの全力疾走。

しかもヒール(ほんまなんでヒール履いてきてん)

心臓痛かったほんま。

ようやく見えた入り口。外に並ぶグッズ列の方々からの

視線を浴びながらチケットを見せて中へ。

案内の人もやたらマイペース。

「お客様の席は…こちらで…」とわざわざ

座席表を見せてくれる。

心の中で「すいません!!!わかっております!!!!

何度も確認しました!!」と急かす(失礼)

座席は完全に埋まっていて空いているのは私たちの席だけ

(そりゃそうだなんてったって公演2分前)

舞台の近さに驚きと興奮と緊張が高まりと

全力疾走の息切れで心臓バックバク。

ふぅ、と息つく間もなく、

電気が消えていき、完全なる暗闇。

そうです、真っ暗からのスタートなんです。

これは心の中で思いました。

「1分でも遅れていたらおわっていた」と。

そんなこんなで暗闇の中での2人の声が聞こえる始める。

緊張が高まる。徐々に息切れもおさまる。

そしてゆっくりと大倉くんの顔だけに光が当てられ

姿が見え始める。舞台やから抑えてましたが

「大倉くぅぅぅぅん!!!」という心情でした。

ベッドに横になっている状態でしたが、

それだけでもうかっけぇむり。

いっけいさん演じるモリーナが映画の話をし、

大倉くん演じるヴァレンティンがベッドの上で話を聞く、

というシーンからでした。

トーリーの細かい内容や1つ1つのセリフなどは

正直しっかり覚えていません。

なので詳しくは書けませんが、

ちょこちょこと感想書きます。自己満足です。

結構初っ端にヴァレンティンが寝るから、ということで

履いていたジーパンを脱ごうとし始める。

んぁ!?脱ぐの!?パンツ!?と静かに慌てふためく私。

そして脱いだあとは白い大きめのゆるめパンツ。

そりゃあもう綺麗な細い足が見えていたわ。

その後はまさかのパンツを脱ぐというシーンも。

ヴァレンティンが下痢をしてしまうという内容なのですが、

うんちさんを漏らしてしまうんです(言い方)

だからモリーナはパンツを脱げと言う。

そして興奮し始める私

「パンツも脱ぐんですか…まさかぁ!!」とか思ってたら

脱ぎ始めたヴァレンティン氏。はい!?

上のTシャツでアソコを隠しながら脱いだ。

毛布で隠された。なるほど。

そしてまさかの上半身裸にもなられました。

風呂に入れないから体がかゆいというヴァレンティン。

モリーナはハーブティーを作るために沸かしたお湯に

タオルをつけて拭けばいいと提案。

モリーナ再び「脱ぎなさい」私「またですかぁぁぁ(泣)」

そしてほんとに脱ぎはった…。

細い…白い…いや細い…まじ細かった。

牢獄にいる人を演じているわけでパンフレットにも

書いてたけど、ぷっくりしててはダメで、

きっと鍛えたんでしょう。横から見る形でしたが

薄っぺらい!まじ!

そして問題のベッドシーンですね。

そろそろヴァレンティンとモリーナが

想い合い始めたであろうあたり。

多分モリーナが腹を痛めてベッドに

横になっていたシーンだと思われます。

ヴァレンティンは横たわる隣に座ります(ベッドの上)

ちゃんと覚えてませんがモリーナがヴァレンティンに

目の上のホクロを触らしてほしいと頼み、

ヴァレンティンが横たわるモリーナに顔を近づけた。

そして雰囲気的にそうなって(雑)

モリーナが「どうなってもいいわよ」と言うと

スイッチが入ったのかヴァレンティン氏。

体をモリーナの方へ傾けながら手慣れた様子で

カーテンを閉める。軽く隙間が開くぐらいまで。

(モリーナのベッドにはカーテンがありました)

覆い被さり囁くヴァレンティン「もう少し壁の方に寄って…」

もーーーーー!ニヤケが止まりませんすいません!って感じ!

暗闇なので全力でニヤケてました!!!はい!!

私の中ではそこで電気が消えて

次のシーンに行くと思ってたのよ。

ほんなら消えへんし!?まさかの!行為見せられますか!と。

案の定ヴァレンティン(=大倉忠義←ここ大事)喘ぎ声は

聞こえるわ絡み合う足は隙間から見えるわ

ベッドが軋む音するわ…まじ18禁…。

そしてキスシーン。

モリーナが2人で過ごした牢獄を出ることになって

最後にキスをしてほしいと頼んでたんですね。

そして出て行くちょっと前ぐらいに

軽くヴァレンティンからモリーナにチュってしたんです。

でもそれはヴァレンティンの頭が客席の方へ

向いていたから唇がくっついたところは正面からは見えないのね。

だからキスシーンはしっかり見せないのかと思ったし

1回目のキスシーンはなんとなく予知できて

心構えした上で見たため、まだよかった。

これで終わりかと思っていたよ私は…やられた。

その後、まさかの2回目。

しかも立った状態で(あ、1回目は座ってました)

ヴァレンティンの方から勢いよくモリーナの元へ行き

頭を抑えブチュ(表現方法雑)今度はがっつり

こちらに重なり合った唇を見せて。

そして力強くヴァレンティンはモリーナを抱きしめる。

ハァン。このキスシーンは予知できず、

しかも勢いよすぎて濃厚すぎて声出ましたスイマセン。

「ハッ」って小声ながらに出てしまった。

ドラマとか見ながらも声出しちゃうタイプなんです

許してください!

あと、勃起のシーンですが、ヴァレンティンは遠回しに

言い方を変えてモリーナに勃起したと言うのですが

モリーナは思いっきり「勃起したの!?!?」と叫ぶ。

勃起したというと、恥ずかしいからとモリーナには

目をつぶってもらい、ヴァレンティンがベッドの毛布を

アソコに抑えながらベッドから立ち上がり

前かがみで歩く…という演技でした。リアル…ひぇ。

皆さんが気になっているであろうシーンの軽い詳細は

こんな感じ(語彙力ないですすんません)

大事なのはこんなエロティックなシーンばかりではないよ!ということです。

そりゃあ印象深いのはこんな感じのシーンですけども(変態)

ちゃんと内容しっかりしてて少しずつ2人が思いを

通わせるという芝居が丁寧に描かれてたし、

2人のやりとりで声出して笑えるところもあったし、

ヴァレンティンの悲痛な叫び・演技あるし、泣きもあるし

とりあえずただエロい舞台ではないのです!笑

同性愛のことというか、

男女について考えさせられる舞台で。

いっけいさんは男やけど女の役してはるから、

もちろん仕草も行動も女性なのね。

それがとっても上手で。ほんとに女性に見えるぐらい。

さすがやなぁて思った。

だからか、大倉忠義がより男らしく見えたんですよね。

行動仕草1つ1つに。かっこよかった。

個人的に考えさせられたのがモリーナの

「君が男を好きになるのはまだ素敵な女性に出会ってないからだ。素敵な女性に出会えば女を好きになるって言われた」

みたいなセリフ。授業で同性愛の話した時

言ってたなぁ、と。周りは同性愛を理解していないから

その同性を好きになる人の気持ちが分からず

勝手な発言をしちゃうのだろう。とか。考えた。

あと、

これは勝手な考えかもしれないがシーンの中で

ヴァレンティンがお腹を痛めるシーンがあるのね。

ヴ「うぅっ…腸がちぎれそう…」

モ「ガツガツ食べるから!腸が痛くなるのよ!」

みたいな台詞のシーンだったんだけども、

これは大倉忠義の腸閉塞ネタ絡めた??かな?と

少し思ったり。笑 気のせいかな笑

最後は切なくもありハッピーエンドでもあるのかな?

モリーナが出獄することになり明るい世界となった

ドアの向こうへ歩いていく。

ヴァレンティンはそれを見送った。

ドアがバン!!!と閉まると同時に電気も消える。

終演。

電気がつき、いっけいさんと大倉くんが出てくる。

1回目、盛大な拍手の中2人は深々とお辞儀。

セットのドアの向こうへはけていく。

2回目、客席立ち上がって更に盛大な拍手。

はけていくとき先にいっけいさんがはけ、

大倉くんが続くがドアノブを持ち、顔を覗かせながら

腰をかがめてニコッと笑い手を振ってドアを閉める。

シヌッッッッ!!

3回目、案内の人がドアを開け、

もう客は帰るかと思いきや鳴り止まない拍手。

もう一度2人は出てきてくれました。

何度出てきても深い長いお辞儀をする大倉くんを見て

感動したというか、思いが伝わったというか。

何回目も大倉くんはいっけいさんに目を合わせて

微笑み合ってからこちらがわにお辞儀をしてた。

いいコンビやなぁと思った。

そして2人ははけていく。

優しく微笑んでたように見えた大倉くん。

どういう気持ちやったんかなぁ。

最後の最後まで盛大な拍手で見送りました。

最高でした。

と、私にとって人生初舞台が終了しました。

舞台というのが初めてで東京グローブ座ももちろん初めてで。

お芝居を生で見るという経験も初めて。

画面越しのドラマや映画とは違う舞台の素晴らしさというか、

良さというかそんなものが19歳という若者ながらに感じ、

楽しむことができ、最高の思い出となりました。

『蜘蛛女のキス』初日が無事終わり

更にこれから突っ走るであろう2人を、スタッフを

大阪から応援しています。

初日お疲れ様でした、

この先も最後まで無事に終わりますよう願っています。

頑張ってください!!!

そんな私は滞在時間約6時間で東京を去りました。

もう大阪にいます。辛いです。

でも大倉くんが頑張るから私も頑張るのです(単純)

余韻を楽しみつつ日々を過ごしていこうと思います。

19歳の雑な文を見ていただきありがとうございました。

雑というか内容も分かりにくいというか

行ったくせにこんな文しか書けず申し訳ない。

語彙力がねぇんだ。

ありがとうございました。

アーーーッ!着くのはギリギリになってしまったけど

大阪からはるばる見に行ってよかった!!!!!